Emocute Visual

Claude に話しかけて、コード進行が見える MV を作る。

「この曲でMV作って」だけでも動きます。もっと具体的に、たとえば

「アンビエント系だから moonlit_sea_night で。コード進行も主役にしたいから cof_pianoroll_green も試して見比べさせて」

のように日本語で指示すれば、Claude が音源解析・テンプレ選定・ビルド・書き出しまで一通り進めて、叩き台を返してくれます。そこから会話で詰めていく(どのテンプレで、どこを強調するか、どこを差し替えるか)ためのハーネスです。

会話で動く例

  • 「アンビエント系だから moonlit_sea_night で出して」
  • 「コード進行を主役にしたい。cof_pianoroll_green でも作って見比べさせて」
  • 「テンポを 0.95 倍に、元のキー保持で伸ばして」
  • 「アルバム全曲ぶんの Spotify Canvas(9:16 / 8秒)、まとめて出して」

ツールには 39 コマンド・5 テンプレ・9 パーツがあり、Claude がその組み合わせで応えます。CLI を覚える必要はありません(覚えてもかまいません)。

自分の発想で詰めたいときも、Claude 経由で

「丸投げ」ではなく自分の演出で詰めたい場合も、入口は Claude です。

  • 「この曲のコード進行と BPM、キー出して」→ Claude が検出を走らせて結果を返す
  • 「ここのコード遷移を五度圏で強調したい」→ 該当区間のパラメータを書き換えてくれる
  • 「色味を寒色寄りに、波の動きを抑えめに」→ 対応するテンプレで書き換えて再ビルド
  • 「DAW で書いたコード進行をテンプレに食わせたい」→ MIDI 読み込み(midi-chords コマンド)

既存テンプレの組み合わせで終わりません。「もっと粒子を粗く」「サビでだけ波形を爆発させて」「五度圏の代わりにこの形で描いて」のように指示すれば、Claude がシェーダーを書き換えて自分なりの視覚表現に育てていけます。ソースコード同梱なので、Claude にどこをどう変えるか任せきりで構いません。

抽出された音楽特徴量(コード進行・BPM・キー・音響特徴)は JSON で残るので、DAW や他のビジュアライザに持っていって組み合わせるのも自由です。

書き出しは 3 系統

  • autopilot— MP3 1本から完成MVまで一気通貫
  • build --auto-record— ブラウザでクリック1発、曲終わりで自動 MP4 ダウンロード
  • webm-to-mp4— WebM → MP4 再エンコード

ソースコード同梱・改変可、ブラックボックスではありません。

主な機能

五度圏×コード可視化コード進行を五度圏上で描画(テンプレ: cof_pad_keyboard / cof_pianoroll_green、パーツ: cof_chord_key / cof_bass_wave)。音楽理論をそのまま視覚言語にする設計です。
ハードウェアUI模写パーツStratum Wave(層状スペクトラム)/ MPC Pads(4×4 パッドマトリクス)/ Step Sequencer(16ステップ×4トラック)/ Lissajous(XY位相)。音楽機材を見慣れた視聴者に届く視覚言語です。
コード認識エンジンBTC (Bi-directional Transformer for Chord recognition) でコード進行を検出。402 種コード辞書(maj9 / 7b9 / m11 / 13#11 等)、転回形・欠落音・余剰音をスコア判定する ChordMatch、サブビン精度ピッチ検出を組み合わせています。
Spotify Canvas 一括生成アルバム全曲の Canvas(9:16 / 8秒ループ)をバッチ書き出し(Spotify 公式: Canvas 導入でストリーム +5%、シェア +145%、プレイリスト追加 +20%)。
MIDI → コード進行(midi-chords)DAW で書き出した MIDI から chords.json を生成。自動検出より確実な精度でコード進行を入力できる動線(自作のコード進行をそのままテンプレに流せる)。
補助コマンドLRC・SRT 歌詞読込/ クロスフェード結合。

内容物

  • mvtool.py + commands/ 群(39 コマンド/Python 合計 約 14,000 行)
  • harmony.py + chord_defs.py(402 種コード辞書)
  • detect.py(コード認識エンジン本体)
  • 厳選テンプレートライブラリ(WebGL2 シェーダー、全 JS エラーチェック済み)
  • サンプル楽曲 + MIDI 同梱(sample/Emocute - Études Impossible.mp3 + 同 MIDI ZIP)。買ってすぐ動作確認できる felt piano IDM のインスト曲です。
  • ドキュメント 22 個 + CLAUDE.md(Claude Code 連携最適化)
  • ライセンス(商用可・再配布禁止)

使い方

  1. ZIP を解凍する
  2. 解凍したフォルダで Claude Code(claude コマンド)を起動する
  3. MP3 を置いて「この曲でMV作って」と話しかける
  4. Claude が同梱の CLAUDE.md を読み、テンプレ選定 → HTML 生成 → ブラウザで再生まで進めてくれる

精度について(コード検出)

BTC の公式ベンチマーク値(WCSR)は以下の通りです。学習・評価データは欧米ポップ(Beatles / Queen / Robbie Williams / UsPop2002 等)です。

  • Root(ルート音のみ) 83.8%
  • Maj-min(メジャー/マイナー判定) 82.7%
  • Triads(三和音まで) 75.9%
  • Sevenths(7th含む) 71.8%
  • Tetrads(テンション含む) 65.5%
  • MIREX score 80.8%

完璧ではありません。【およそ 4〜5 個に 1 個は誤検出または曖昧判定が混ざる前提】でお使いください。J-POP・アニソン・ボカロ・アンビエント・電子音楽は訓練データ外なので、これより精度が下がる傾向があります。実用上は、生成された chords.json を Claude に「ここのコード違う、E にして」と頼んで修正したり、同梱の ChordCoT プロンプト集で LLM にコード進行を精錬させる運用を推奨します。詳細は ZIP 同梱 docs/FAQ.md。

動作要件

  • 推奨: Claude Pro / Max プラン + Claude Code
  • 対応 OS: macOS / Linux
  • Python 3.10+ / FFmpeg / Node.js + Puppeteer
  • Windows は未検証です。WSL2 上の Linux 環境であれば動作見込みです。

MV 制作実績

2026 年に Emocute が公開している MV のすべてがこのツールで制作されています。

https://x.com/emocutesounds

価格

¥9,800 買い切り。ソースコード同梱、改変可、生成本数の制限なし。

サポート

まずは ZIP 同梱のドキュメント(MANUAL.html / docs/FAQ.md / memory/MEMORY.md)をご覧ください。個別の質問は support@emocutelab.com までメールでお願いします。

ライセンス・注意事項

  • ソースコード同梱パッケージ(ブラックボックスではありません)
  • 商用利用可(クレジット表記不要)
  • 再配布禁止(個人・組織内利用に限る)
  • 改変は購入者の責任において自由